|| 深沢地区連合町内会


平成31年度/令和元年度(2019年度)連合町内会 報告 


深沢地区有志懇親会で、私たちの「まちづくり」を発表

 

 2020年2月3日
八木 英樹

深沢地区連合町内会には30の町内会・自治会が加盟しております。毎年1月恒例の懇親会を、昨年から鎌倉芸術館で行うことになり、今般、第68回が開催されました。今回は、連合町内会からの要請で、私たち町内会の「まちづくり」についてご説明することになりました。 
・参加者:深沢地区の町内会/自治会有志、市の幹部、地元選出議員、地区社協他(94名)
・開催日時:令和2年1月31日(金)
 第1部(10:45~12:15)「超高齢社会対応まちづくり」講演、事例発表、意見交換
 第2部(12:30~14:30)懇親会(着席、席指定)


第1部では先ず、大方潤一郎先生(東京大学/明治大学・特任教授,鎌倉市都市計画審議会・会長)から、「超高齢社会対応のまちづくりはなぜ必要なのか?」をお話しいただきました。
*鎌倉市の現行「都市マスタープラン」策定の際の宿題
* 鎌倉の住宅地の高齢化にともなう古くて新しい問題
* 各地域のニーズに適した施策の定め方
* 大平山丸山町内会と東京大学・高齢社会総合研究機構(IOG)との連携
* 3分科会の発足と,質問紙調査の実施

続いて後藤 純先生(東京大学IOG特任講師)が「大平山丸山町内会におけるプロジェクトの進捗状況」を説明されました。
* 2017年度:5回の対話集会を通じた行動計画の策定
* 2018年度:3分科会の発足と,ニーズ把握のための質問紙調査(972戸全戸配付)の実施。
  有効回答数:724世帯、1204名。
* 2019年度:質問紙調査の分析に基づく活動計画の検討
* 質問紙調査の結果(概要)

最後に、まちづくり推進委員会から、地域支え合い、移動支援、子育て支援の各分科会の取り組み状況をご報告しました。
★地域支え合い分科会:「支えあいの会(仮称)」の立ち上げ。「支援者」の募集・登録、
 サービス運用の仕組みの検討。
★移動支援分科会:歩行環境・高齢者の外出行動実態調査。町内循環し、スーパーと結ぶ車両
 運行を検討。深沢再開発を見据えた深沢地区のバス路線見直し訴求活動。
★子育て支援分科会:未就学児とその保護者の会、学童を遊ばせる会の具体案の検討。
 地域での子育て支援のあり方の検討。


第2部懇親会では、①2017年からの継続した活動、②東京大学との連携、③住民多数(724世帯、1204名)の意見の緻密な分析などに賞賛と羨望のご意見をいただきました。


過去の記事は下の年度をクリックしてご覧ください。