[更新日:2025/02/07(金)](令和七年)
まちづくり推進委員会第50回“地域支え合い分科会”議事録
〇日 時 2025年1月29日(水) 午前10時~11時30分
〇開催方法 ZOOM
〇参加: 6名
👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名
高瀬特任研究員
👉地域支え合い分科会:5名
1 本日の内容
【高瀬先生】
1月22日の「まちづくり推進活動報告会」、お疲れさまでした。
当日の会場の音声が聞きづらい部分もあり、再度、その内容の確認をお願いしたい。
【A委員】
すでに当日の議事録案を送付したので、それに沿って説明する。
👉議事録案で説明
まちづくり推進委員会副委員長がまとめられたとおり、
① 「まちづくり推進委員会」の町内会での活動の位置づけは、今年度をもって終了すること。
② 「まちづくり推進委員会」(その延長としての「研究会」)として、メンバーの研究者の方々から(案)をいただきながら、「検討結果及び行政機関等への提言」をまとめ、町内会に報告する共に、市などの関係機関へ提出すること。
さらに、町内会の中山副会長が説明されたとおり、「地域支え合い分科会の受け皿としては白扇会への移管をお願いしたい」ということで、理解している。
・ 市も、「第9期高齢者保健福祉計画」(2024年度から2026年度)の中で、「地域共生社会の基盤となる地域包括ケアシステムの深化・推進」と柱建てをして、「3-3 社会参加の推進と地域活動拠点の充実」では、「老人クラブの充実」と特記しているので、市の老人クラブの連合体である「みらいふる鎌倉」の「地域社会交流部(4月発足)」ともリンクしながら、「地域支え合い」の取組みを進めていきたい。
・「まちづくり推進委員会」のこれまでの成果については、当町内の取組みが、市の「超高齢社会対応まちづくり先導事業」に位置付けられていることでもあるので、IOGの先生方を通して、市長に報告することを期待したい。
【高瀬先生】
・IOGとしてできることは何でもやっていきたい。
・これまでの老人クラブの活動との違いについて知りたい。
【B委員】
・資料のP3のとおり(👉添付ファイル)、高齢者の増加にもかかわらず、鎌倉市の老人クラブの数は、20年間半減している。そこで、P2の組織図にあるとおり、老人クラブが「地域共生社会」の拠点になるよう、「みらいふる鎌倉」の中に「地域社会交流部」を設け、活動を進めるようと考えている。
・この活動を進めるためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用が不可欠であり、活動を進めるための前提条件となる(例:オリーブシステム)。
(参考)厚労省URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001151941.pdf
・「活動」を、身体で例えれば、①末梢神経 ②毛細血管 ③頭脳、が三位一体で持続するイメージである。
【A委員】
・「人や「もの」は入れ替わっても、地域は生き生きと持続する」ということで、「動的平衡」にも繋がるイメージか。
(参考)関西万博「いのち動的平衡館」
URL:https://www.expo2025-fukuoka-shin-ichi.jp/concept/
・これまで (20年間)、高齢者の生活を通じて「地域」を見てきたが、それに留まらず、子育て世代などを含む、包括的な地域の見方が必要になっていると感じた。
・そういう思いから、地域との距離をさらに縮めていきたい。
【A委員】
・ ただし、現実の厳しさも念頭に置きたい。
例えば、郊外住宅の中でも「北限の団地」と言われている“鳩山ニュータウン”が、まちづくりで注目を集めているが、
👉https://www.pref.saitama.lg.jp/a0503/super-city/2023matching/hatoyama.html
そこにいたるまでのプロセスは、大変だったと思う。
1980年代後半の“鳩山ニュータウン”は次の本の中で描かれていた。
👉“排除の現象学”第4章「移植都市」:https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480081988/
・さらに今から18年前の2007年に出た“郊外の社会学-現代を生きる形”という本の末尾には、「その郊外という分厚い膨らみはその偶有性、その共異性=共移体としての移ろいやすさゆえに、その中に積み重なり、隣接するさまざまな層を集合的記憶の中に定着させることなしに忘れ去り、その分厚い広がりの中に住む人々や地域は互いに交わす視線も持たぬままに、収縮する未来を迎えようとしているかのようだ。…」とあった。
👉https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480063502/
・以前、高瀬先生がカリフォルニアの町の「ハロウィン」についてお話をされていたが、例えば、同州の近郊住宅地(火災のあったようなセレブ?なところではなく、“ET”に出てくるような「新興」住宅地)のまちづくりの姿がわかれば、文化的差異は別にしても、知りたいが。
【高瀬先生】
妹が住んでいる「まち」については知っているので、紹介したい。
【C委員】
町内会としては、「まちづくり推進委員会は、これでおしまい」ということだが、東大IOGとしてはいかかが。
【高瀬先生】
これから話し合う予定だが、「「成果」については、積極的にまとめる」ということで一致している。
なお、先ほど「きずなの会」など毛利委員からもお話があったように、この動きと並行して、今後の取組みを検討することになると思う。
【渡邊委員】
地域包括と社協の当町内での取り組みだが、近いところでは次のとおりである。
① 2月4日 白扇会グランドゴルフ
② 2月28日町内親睦会
③ 3月5日 ひまわりの会
【高瀬先生】
次回は2月下旬から3月上にかけて開催したいがいかですか?
👉分科会出席委員、了承。
文責 1D 小林 淳
<議事録PDF>
[更新日:2025/01/04(土)](令和七年)
まちづくり推進委員会第49回“地域支え合い分科会”議事録
〇日 時 2024年12月26日(月) 午前10時~11時40分
〇開催方法 ZOOM
〇参加: 11名
👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):3名
高瀬特任研究員、後藤東海大学建築都市学部准教授、税所東京大学大学院社会学講座助教
👉地域支え合い分科会:9名
1 本日の内容
今日の分科会には、久しぶりに税所先生が参集された。
自己紹介をお願いしたい。
【税所先生】
当町内会の「まちづくり推進委員会」には5年ぶりの参加となる。よろしくお願いします。
👉https://researchmap.jp/121212
(1) この間の町内活動の共有
【A委員】
病み上がりで恐縮です。
毛利委員の準備が整うまで、「白扇会カフェから町内会カフェへ」の経過を報告する。
① 10月21日(第48回分科会)~11月7日(同議事録確定)
小生退院の翌日に標記分科会があった。その議事録の作成の過程で、議事録の内容について、この6年間で初めて町内会役員会とのやりとりがあった。
その内容は、「町内会カフェの主催者はどこか」ということであったが、確定した第48回分科会議事録のとおり、「〇主催:白扇会 〇協賛:大平山丸山町内会」ということでまとまった。
② 11月17日:第1回“町内会カフェ”には6名の参加があり、最初に、町内のNさんから、退職後のライフワークとして「知られざる昭和史」についてプレゼンがあった。
その後、毛利委員(白扇会会長)が、「町内会カフェ」を企画した経緯、総務省自治行政局市町村課の「地域コミュニティに関する検討会」報告の内容、そして11月14日に開かれた「みらいふる鎌倉」の60周年記念事業講演会について、当町内の「まちづくり」の問題意識と重ね合わせながら、「地域包括ケアシステム」を中心にして話をした。
これに基づき意見交換をした。
👉添付ファイル1(11/17)
https://drive.google.com/file/d/1bec44mhbAWk0t13MyjiK4zTH_5aI8x1B/view?usp=drive_link
③ 12月15日:第2回“町内会カフェ”には7名の参加があり、毛利委員(白扇会会長)から、「町内会カフェ」のときに、毎回、テーマとプレゼンテーターを決めて、広報などをしながら幅広い参加を呼び込む方法について、具体的な提案があった。
これに基づき意見交換をした。
👉添付ファイル2 (12/15)
https://drive.google.com/file/d/1yr7Ju3QyISV6Jnln5QXP99lhLLdxG0dz/view?usp=drive_link
【B委員】
11月14日に開かれた「みらいふる鎌倉」の60周年記念事業講演会についてお話をしたい。講師は鎌倉市健康福祉部長の鷲尾礼弁氏で、テーマは「生き甲斐と健康づくり」。特に印象に残ったのが、当分科会の問題意識の一つである「地域包括ケアシステム」を、今期の「鎌倉市保健福祉計画」にも触れながら、高齢者の参加を促しながら、各地域で見える形で具体化するというお話だった。
私としては、来年4月からこの課題に取り組むべく、「みらいふる鎌倉」で地域交流部長(旧称:勢
年部長)の任を受けることとしたが、問題意識を共にすることの難しさも感じている。
【C委員】
今日は、地域包括支援センターから高橋委員が参加されているが、このことについては如何か。
【渡邊委員(地域包括)】
いつもは大郷がお世話になっており、初めて分科会でお話をする。この地域の「先進性」を感じながらお話を伺った。「困ったときの地域包括」ということはかなり浸透してきており、個別の相談が急増している。が、それをベースにして、「それぞれの地域の固有の課題」を共有しながら、「支え合い」の仕事を進めることの大切さを感じている。
【後藤先生】
・「地域包括ケアシステム」を具体的に進める事業として「生活支援体制整備事業」があるが、れ
はなかなかに使いにくい。👉https://kamakura-shakyo.jp/img/magazine_1054_03_1.pdf
・先ずは、それぞれの地域の人々が本音を出し合い、「やりたいことをやってみる」から始まりそうだ。当町内では、「カフェ」が生まれつつある。
・添付ファイル3に示したように、今の時代は、「家族扶助が機能した時代」の「3階建ての地域福祉」から、「家族扶助の機能が低下した時代」を踏まえ、「地域のつながりから資源を増やして拡大させる」方向を模索しているのだと考えている。
添付ファイル3
https://drive.google.com/file/d/1bOp5-Toc1IQY2iQRKQjhX6KNPWR-GP3l/view?usp=drive_link
・キーワードは、日常的な支え合いをベースにした、
① ワークショップ(アドホック(特定の目的)な居場所👉例えば当分科会、
② (常設型)カフェ👉白扇会カフェ、町内会カフェなど
③ マルシェ(広場・市場)=「地域交流イベント」👉中央公園での「祭り」、子供会&白扇会のハロウィーンなど)。
・住んでいる人々が楽しめる手がかりを見つけ、具体化し、体験し、「自分ごと」化していく、といイメージである。
・また、①の居場所づくりのきっかけづくりのお手伝い=「研究者たち」がいる、ということである。
・なお、研究の一つとして玉川学園(町田市)の町内活動のインタビューをやっているが、ここの皆さんと当町内の皆さんとの交流ができたら面白い。👉https://tamagawagakuen-chonaikai.net/
【D委員】
白扇会カフェは、コロナ感染症が五類に位置付けられた(2023年5月)の翌々月の7月から、毎月行い、また体操教室でもカフェ開いた。この経験から以下のことがあげられる。
① カフェの香りをきっかけに、いろいろな「意見」が出るようになる。
② 本音の話が出てきて、地元の情報や様々な話題が広がっていく。
【高瀬先生】
有坂委員は、毎月、町内清掃カフェも開いているが、こちらの方はどうか。
【D委員】
ここ1年、毎月の掃除の後に、拙宅の元駐車スペースで開いているが、大人だけでなく、掃除を手伝う子供たちが(お菓子に釣られて??)参加することでとても賑わう。
【C委員】
・今年1月に再開した町内会親睦会(お酒つき)は、毎月十数名の参加ですっかり定着し、現役時代の体験、悩ましい相続問題、入院・手術体験など、語られる話題は豊富である。 明日は今年最後の親睦会。町内のNさんから、“カブで日本一周”のプレゼンがある。
・町内清掃は、町内12ブロック、二十数カ所で行われているが、各ブロックで温度差があり、なかなか1ブロックのようにはいかない。
【A委員】
7月から10月にかけて手術などで四回の入院をしたが、何故か、当分科会は、その合間を縫って開かれていたので、参加することができた。二点、お話をしたい。
① 退院の数日後の朝8時ごろー小学生の登校の時間帯ー、拙宅でピンポーンという呼び鈴が。 「ハテ??」と思い、玄関から覗くと、小学校4年生の女の子は二人立っています。 「もしや??」とドアを開けると、この6年間、登校時に行っていた「ワンワンパトール」で、拙宅の「チビ犬」(スミレ(6歳半))をいつも可愛がっていてくれた女の子の二人でした。「ずいぶん長く会えないので、心配になって呼び鈴を押しました」とのことで、この6月以降の入院などで「朝のパトロールが出来なくなった」ことを話し、久しぶりに「スミレちゃん」を抱っこしてもらいました。「またね」といって、二人はにこにこしながら学校に向かいました…。
さて、小生、チビ犬との散歩での訓練も相俟って、何とか500mまで歩けるようになったので、児童登校時の「ワンワンパトロール」を、半年ぶりに部分「開業」?しました。 スミレちゃんは、子供たちにダッコされて、ご満悦??です…。
地域でのほんの細やかなエピソード。お粗末さまでした。
① IOGの大方先生の名文句は、「オールド・ニュータウン!」
半世紀を過ぎようとする当町内にピッタリの言葉である。そして市内、全国の至る所にそのような「故郷」となりきれない「まち」がある。そのこともあって、先月、C委員主宰の「親睦会」で、「大平山丸山町内を巡る歴史メモ」と題して話をした。
👉添付ファイル4
https://drive.google.com/file/d/1zAA06hdYuFi7YMjW0MnK4ZInufIbczFk/view?usp=drive_link
【B委員】
「町内会カフェ」での話し合いの延長もあって、榊原町内会長に、当分科会👉白扇会の「お助けコンシェルジュ」の話をした。そのことも関係があるのか、町内会で「緊急!!お知らせ、サポーター第1号」というチラシが作られたようだ。
👉添付ファイル5
https://drive.google.com/file/d/1VpI-EesEk02svQph3oT2nyWjnpKYnO04/view?usp=drive_link
【高瀬先生】
当分科会が、「コロナ禍」前に提案をし、「コロナ禍」にあって、町内会での具体的な取り組みを模索してきたことが、俄かに町内会として取組むということか?当分科会と町内会役員会との接点が、やっとできそうだ。
今日、町内会館に白扇会のメンバーが三人来ている。ご紹介したい。
今日参加されている東大IOG・東海大学の後藤純先生が、昨年4月に次の本を出されたが、
👉超高齢社会のまちづくり 地域包括ケアと自己実現の居場所づくり|学芸出版社 (gakugei-pub.co.jp)
6章 地域包括ケアシステムの理念──立場により異なる捉え方
1 社会保障のパラダイム転換 2 立場で異なる地域包括ケアシステム──三つのイメージ 3 地域包括ケアシステムを取り巻く多様な視点 4 求められるのは理念の整理とまちづくりとしての対話
私が作成に関わっている「家族看護学 理論と実践」の改訂の際に、第6章の箇所を引用させていただいた。大変参考になったので感謝を申し上げたい。
👉https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784818022089
なお、パソコンへのウィルス攻撃では、毛利委員に助けてもらった。これも「地域支え合い」の一コマとである。
【Fさん】
・ 町内に住んで半世紀。この町内には、「支え合い」の種がたくさんあると思う。
・ 地域包括支援センターのサポートを受け、介護保険を使いながら夫の介護を二年間やった。
【Gさん(分科会委員)】
・ 白扇会の会長を9年やって現会長に引き継いだが、ここ数年、会員が爆発的に増え、取り組む内容も多彩になった。
【後藤先生】
先ほど、「3階建ての地域福祉」から、「‥👉ワークショップ👉カフェ👉マルシェ👉‥」が循環しながら、「つながりは「資源」を増やし拡大する」という「地域支え合い」の構図をお示しした。
6年前からの当分科会の語り合いと取り組みは、今に至る5年先を見ていたのかもしれない。
当分科会が町内の「シンクタンク」、「コーディネーター」としての役割を果たしながら、「地域のモデル的な役割」を担っていければ素晴らしい。
【B委員】
「つながる」がキーワードだと思う。白扇会などの地域活動グループ、ひいては町内会が地面となり、そこに種が撒かれ、水と肥料やりを続けることで、「地域支え合い」の豊かな実りが生まれるというイメージか。
【高瀬先生】
カフェ、そしてマルシェなど、いよいよ町内会への提案の時期に来たのかもしれない。
【C委員】
今年度は、町内会役員会への働きかけの時期が遅れてしまったという反省がある。来年度がどうなるか分からないが、早めの働きかけを心掛けるつもりだ。
【高瀬先生】
町内会の発信とリンクする取り組みが出来そうだ。
【A委員】
こうした町内の取組みや、社協や地域包括の取組みを有機的につなげるためにも、市役所本庁に-複数の「窓口」機能を超え-、各地区(5地区:社協コーディネーター、地域包括のエリアと同じ)の特性に合わせて、地区・地域の情報を掴みながら、地域の様々な「支え合い」の取組みをエンパワーメントするような、各地区の担当チームを設けることが望まれる。
(2) まとめ
【高瀬先生】
師走でもあり、皆さんの感想をお聞かせいただきたい。
【後藤先生】
玉川学園のグループに連絡をし、当分科会との交流の場を考えたい。
【Eさん】
今日の話し合いを通じて、当町内には「支え合いの種」は沢山あるが、これをトータルに意味づけ、まとめていくことが大切であると思った。
【D委員】
「向こう三軒両隣」が、地域支え合いの出発点であり基盤であると考える。町内会の防災の仕組みとして、この「両隣」に当たるものとして、各ブロックごとに「安否確認担当者」が10名程度配置されているが、行く行くは、この人たちが「見守り」や「サポーター」の役割を担っていければと、しぶとく提案をしていきたい。
もっと男性の参加が望まれる。
【税所先生】
数年ぶりに皆さんにお会いし、元気な変わらぬ姿に感動した。新しいウェーブが生まれている。
【高瀬先生】
次回は来年1月中に開催したいがいかですか?
👉分科会出席委員、了承
皆さま、よいお年を!!
文責 1D 小林 淳
<議事録PDF>
[更新日:2024/11/06(水)](令和六年)
まちづくり推進委員会第48回“地域支え合い分科会”議事録
〇日時 2024年10月21日(月)午前10時-11時30分
〇開催方法 ZOOM
〇参加:7名
👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):2名
高瀬特任研究員、後藤東海大学特任准教授
👉地域支え合い分科会:5名
1 本日の内容
【高瀬先生】
先日、所属する学会で、当まちづくり委員会のことについて報告をした。参加者からは、「何故、それほど長続きしているのか」など、多数質問が寄せられた。当分科会の活動は丸6年になった。
(1)この間の町内活動の共有
【A委員】
今日はB委員が欠席なので、白扇会カフェを軸にして、町内会カフェも行われることになったことについて、替わって報告をしたい。
9月1日に町内会会長に第1回目のお話をして理解を求め、さらに10月6日、第2回目を町内会長、副会長に説明を行った。その結果、週末の白扇会カフェに協賛して貰えることになった。
まずは、毎月第3日曜日10時からとし、第1回目11月17日の準備を開始したい。
なお、町内会カフェの概要は以下の通りです。
〇主催:白扇会
〇協賛:大平山丸山町内会
〇運営:白扇会他スタッフ
〇目的
1 誰でも参加でき、会員同士の親睦ならびに情報交換をはかる。
2 町内会、各種団体・分科会、同好会などの報告の場として、協力関係の醸成をはかる。
〇開催日:原則、毎月1回第3日曜日とする。
〇対応:原則スターバックス方式⇒セルフサービス。
〇その他:コーヒーの受け取り時に100円を徴収する(ただし強制ではない)。
また、白扇会の「お助けコンシェルジュ」についても、具体的にスマホを見せながら説明を行ったが、町内会役員会としても、一緒に取り組む方向で、町内会でサポ―ター登録をやり方が見えてきた。
【C委員】
2020年のコロナ禍前には、「ひまわりの会(旧 助け合いの会)」が、毎月、珈琲・手作りケーキ付の「ティーサロンひまわり」を行い好評だったが、コロナ禍以降、メンバーも高齢化も進み、再開が難しくなっている。性別、年齢を問わず集まれる、そういう取り組みが必要だと思う。
なお、今年度は「防災のお話」をテーマに集まりがあった。
【D委員】
町内の民生委員は、年4回、主に市に一人暮らし登録をしている方を対象として、「おしゃべり会」を行っているが、こうした取り組みとリンクするといいのだが。
【高瀬先生】
B委員が1ブロックで行っている「町内清掃後のおしゃべり茶会」も、若い人も参加するなど、素敵な取り組みだと思う。
【後藤先生】
例えば、町田市玉川学園町内(急傾斜の住宅地)の活動を見ているが、まちづくりについては、若手の建築家が主導するグループが「空家カフェ」を開設し、町内の多世代交流を働きかけているが、やはり声掛けと広がりが課題となっている。
玉川学園・南大谷地区 住民主導で空き家活用 多世代交流の場に | 町田 | タウンニュース
なお、当まちづくり委員会のメンバーでIGOの荻野先生(佐賀大学)なども、コミュニティ・エンパワメント(地域において人が本来持っている力を引き出し、取り戻していくための、「人と人との関わり(関係性)」)を課題にして、同様な問題意識で研究・実践を行っている。
(リンク先のogino_202109を参照)
また、奈良県生駒市(奈良県北西部・人口11万6千人のベットタウン・高齢化率27% VS 鎌倉市31%)では、 「まちのえき」(歩いて行ける自治会館や公園をまちの拠点にしよう)の取組みがあるが、これは市が積極的に進めている事例として有名である。
👉生駒市シティプロモーション「グッドサイクルいこま」 | 生駒市公式ホームページ
まちのえき 歩いて行ける拠点づくり | 小紫 雅史 |本 | 通販 | Amazon
【ニュース】みんなの「あったらいいな」を叶える「まちのえき」レポート掲載中 | good cycle ikoma 生駒ではじめるグッドサイクル
さらに、埼玉県鳩山町の1970年代に開発された鳩山ニュータウンは、空家問題が深刻化ことで有名?になったが、国の地域創生事業で、町主導で再生を図り成果が出始めているようだ。
(参考)『排除の現象学』(1991年 赤坂憲雄) 排除の現象学 - 岩波書店
第4章 移植都市/鏡の部屋というユートピア(鳩山ニュータウン)
いずれの事例をみても、住民の自主的な取り組みの限界点を見極め、市や町の行政が積極的なビジョンを出しつつ、双方がコラボレーションする方向に舵を切っている。特に、若い人たちの移住が進むことで、新旧住民間の刺激(葛藤)も生じて新しい展開が生まれてくるとも考えられる。
【D委員】
コロナ禍で中断していた「ハロウィン」も、今年は、大平山と丸山の両子供会が一緒になって、10月26日に催される。
【後藤先生】
「ハロウィン」の出自はともかくとして、「それぞれが、観客ではなく主人公になれる」ということで、現代的な趣向にあっているようだ。
【高瀬先生】
カリフォルニアでの体験だが、その町では、一軒の空家を「お化け屋敷」にして、ハロウィンを町ぐるみでやっていたが…。
【A委員】
祭りのイメージは、「その時だけは様々な制約から解き放たれる」ということだと思う。町内の夏祭りでは、来年に向けて「お神輿」をとつくるという動きも出ているようだ。これは戯言だが、「大平山神社・教会」があってもいいのでは、と思うことがある。
【大郷委員(地域包括)】
当地域包括の前にある「レーベンスガルテン」では、5年ぐらい前からハロウィンを自治会ぐるみでやっている。また、お隣の梶原山町内会では、町内文化祭で、深沢中学美術部の生徒作品を展示したり、吹奏楽部を招待して演奏会をやっているとのことだ。
👉梶原山町内会 住民作品通じ広がる交流 | 鎌倉 | タウンニュース
【C委員】
当町内会では、梶原山町内会の取組みを参考にして、2017年度から2019年度まで文化祭を行ったが、コロナ禍以来行われていない。町内では趣味や技能を持った方も多く、たくさんの作品が出品された。
また、コロナ禍で中断を余儀なくされた「町内会男性懇親会」は、今年1月に再開し、毎月懇親を深め、「本音」で話す雰囲気が醸し出されてきた。それぞれのサラリーマン時代の経験などは、それぞれの分野も異なり、新しい発見もあるので楽しい。
【A委員】
そうした体験を、もっと町内の「まちづくり」に取り込めれば、「地域包括支援システム」も画餅ではなくなるのだが…。
なお、高瀬先生には、他の地域の老人クラブの取組みの中身などを調べて教えていただければありがたい。
了解しました。
以上のことを踏まえ、次回は11月下旬としたいがいかがか。
👉分科会出席委員、了承。
文責 1D 小林 淳
<議事録>
[更新日:2024/08/24](令和六年)
まちづくり推進委員会第47回“地域支え合い分科会”議事録
〇日時 2024年8月20日(火)午前10時~11時30分
〇開催方法 ZOOM
〇参加: 7名
👉地域支え合い分科会:7名
1 本日の内容
【A委員】
皆さんご承知のように、 昨晩、高瀬先生から、次のような連絡をいただいている。
👉「実は明日の分科会ですが、同時間帯に行われる別の仕事の担当者がコロナに罹ってしまい、やむを得ず私がその仕事を変わりに進めることになってしまいました。こちらの方が予め予定をされておりましたのに、大変申し訳ございません。折角皆様が揃います日ですので、分科会は是非予定通り開催いただけますと幸いです。」「後ほど内容を拝見したいので、録画・後ほど共有をお願いできますでしょうか。」よって、本日は開催することとし、又、録画するということでよろしいか。
👉分科会出席委員、了承。
【A委員】
本日の議題については、高瀬先生から、次のような提案をいただいている。
👉 「議題としては、
○「支援制度の情報をどのようにしたら、地域の方々に届けられるのか」
○「どのような内容にしたら、自分事と思ってもらえるのか(知り合いに支援制度を活用した時の例を出してもらう?)」
以上二題を、議題としてよろしいか。
👉分科会出席委員、了承。
【A委員】
それでは、地域包括の大郷さんから、介護保険制度などの「支援制度」の周知についてお話をお願いしたい。
【大郷委員(地域包括)】
地域包括支援センターでは、これまで、「ひとり暮らしを続けられるか不安」、「介護保険のサービスを利用したい」、「家に閉じこもりがちで気持ちもふさぐ」、「介護予防教室に参加してみたい」、「買い物など日常生活で少し不安がある」、「お金の管理や契約に自信がない」、「親が認知症かもしれない」、「家族の介護の仕方がわからない」などの個々の相談に応えつつ、地域の皆さんがさらに相談しやすいようにするため、地域の皆さんのお宅や集会場にお邪魔して、ミニ相談会も始めている。
介護保険制度も発足から四半世紀を迎え、当センターの設置(2006年4月開設)
👉医療・介護など一括で相談受付 地域包括支援センター | 鎌倉 | タウンニュース (townnews.co.jp)
から18年経ち、だいぶ知られるようになってきたが、さらに周知に努めたいと考えている。なお、地域との繋がりがある方・老人会や自主グループに参加している方は、包括を周知されており、必要な情報を得られやすいが、交流が少なく孤立している方は、地域の皆さまや遠方に暮らす子供などから相談に至るケースや、相談支援の時期が遅れてしまうケースも多い。
【B委員】
妻の父親と同居しているが、高齢になっていよいよ介護保険を使うということで、地域包括(大郷さん)から丁寧にサポートをいただいた。
【C委員】
「極私的」なことで恐縮だが、癌による摘出手術(21年ぶり)のための入院などがあり、また歩行困難の症状も出てしまったことで、違った角度から、「地域支え合い」ということを考えることとなった。
① 30年同居した両親、そして義父母も、介護保険を活用させてもらい大変助けられたが、自分が退院後に歩行困難ということになってはじめて、自分自身の問題として、この制度のことを考えたこと。
② 家族が買い物などの日常生活を支えてくれていれば、引き籠っていても生活はできること。
(毎朝の児童登校時のワンワンパトロール、毎週の夜間防犯パトロール、毎月の町内清掃などは、引き籠らない老人的生活のための知恵だった??)
実に、この2か月半、移動はカミさんの車に頼っているので、病院のスタッフの他に、お会いした方はFさんだけでした。
③ 特に歩行が困難になると、この住宅地の坂道は「絶壁」に変貌し、多分、半世紀前にこの住宅地を計画し作った人々は、ここに住む人々が高齢化していくという未来を「予知」しなかったのではと思ったこと(全国の同じような造りの住宅地も同様だと思われる)。
④ 家族以外の、また介護保険(これも公的保険による「支え合い」です)以外の、「支え合い」のリアリティを考えたとき、家族を失い、この住宅地で一人になってしまった場合どうするか、「支え合い」を考えるに当たっての出発点になるということ。
そうであるとすれば、
ア この住宅地で体や足腰が弱ったときに、「介護保険」などの制度は、ここでの生活を維持するためにどのくらい活用できるのか。それを補うためのサポートは、有償サービスとしてどのようなものがあるのか。その隙間を埋めるものとして、地域の関りから生まれた「ボランティアによる支え合い」があったら「素敵」であること。
イ B委員が、かねてより取り組んでおられる「移動支援」の問題は、自分が歩行困難になって初めてリアルになったこと🙇。
なお、「高所住宅地」で更なる高齢化が進むことで、市内各所が、「限界集落」化する可能性があることは、市行政も、多分、認識していると信じたい。次のタウンニュースの記事にもあるとおり、「高台の住宅地を回る足」ということがキーワードになる。
👉 玉縄台自治会 循環バスの実証実験中 高台の住民助ける「足」に | 鎌倉 | タウンニュース (townnews.co.jp)
【塚田委員(社協)】
いつもは高橋委員が参加しているので、今日は初めての参加となる。
社協では、平成30年1月から「生活支援体制整備事業」を鎌倉市から受託し、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、介護予防の推進と日常生活の支援策の整備を進める生活支援コーディネーターを市内5つの行政区域ごとに配置している。地域支え合い推進員とも呼ばれている生活支援コーディネーターは、高齢者が日常生活を送るうえで「あったらいいな」と思うことや、「どんなことなら出来るかな」などを地域住民や高齢者の専門機関である地域包括支援センターと一緒にアイデアを出しあいながら、一つずつ地域の支え合いを形にしていく役割がある。
なお、令和6年度からは、新たに「つながる鎌倉エール事業」「スタートアップコース」が開設された。
👉sutato_tebiki.pdf (city.kamakura.kanagawa.jp)
【A委員】
去年、免許を返上した。妻は歩行が不自由なので、行きは良くても、帰りは辛い。インターネットが発達しているので、普通の商品を購入することは問題ないが、生鮮食品はそうはいかない。
【D委員】
市の高齢者計画では、「地域包括ケアシステム」に触れているが、それぞれの地域の実情に沿った「システムのかたち」が見えてこない。例えば、白扇会の女性会員の半分は、多分、一人暮らしであり、それでも元気に生活をしようと頑張っているが、「ケアシステム」をそうした自助をどのように支援してくれるのか見えない。
社協主宰の「深沢会議」も立ち上がったと聞いているが、会議を維持するだけで終わっているのではないかと、心配になる。
【塚田委員(社協)】
現在、「深沢会議」には管内29の町内会・自治会のうち11が参加しているが、とくにマンションの方々に参加いただけていない。
【D委員】
昨年5月まで、3年以上の間、コロナ禍が続いたが、外出がしづらくなって、老いが進んだ。こうした中で、町内会、老人クラブ、地域包括、社協とも、それぞれに取り組んできたと思うが、コロナ禍から一息ついたはずなのに、市行政からのメッセージが聞こえてこない。
【E委員】
今から4年半前の2020年1月31日に、深沢地区町内会有志の集まりということで、B委員と私から「まちづくり
👉移動支援、子育て支援、支え合いの仕組みづくり」についてプレゼンをさせていただいた。その後の交流会で、初めて他の町内会の方々と懇談をしたが、一口に町内会と言っても、大小様々で多様な事情を抱えていること、当町内会のような「高所住宅地」の抱えている課題も、「深沢地区」という地域の枠組みの中で見ると、「特殊」な課題であることがわかってきた。そういう意味で、行政区分の○○地区では括れない、例えば、市内に各所にある「高所住宅地」というカテゴリー、さらに「谷戸住宅地」や「混在住宅地」などなど、それぞれのカテゴリーに対応する施策があってもよさそうなものと思い、第9期 鎌倉市高齢者保健福祉計画(2024年度~2026年度)を読んでみたが、そのような記載は見当たらなかった。
👉dai9ki_keikaku.pdf (city.kamakura.kanagawa.jp) (ちなみに、第8期計画には、市長のあいさつ文にしかなかった「地域包括ケアシステム」という言葉が、本計画には、第3章4というところにありました。)
(参考)鎌倉市高齢者保健福祉計画 (2012年~2014年)での「地域包括ケアシステム」
01.pdf (city.kamakura.kanagawa.jp)
第4章 主要施策の推進について (city.kamakura.kanagawa.jp)
【A委員】
鎌倉市の職員にもっと地域に目をむかせる方法はないものか。後藤先生の本を読むと地方公共団体がしっかりとコミュニティーの支援をしている、そういう地域がかなりあるようだ。鎌倉市は相当遅れている。鎌倉市はメンテナンス業務にはかなり頑張っているが、あらたな事態に対する企画力が乏しい。市長と市会議員の問題か。
👉『超高齢社会のまちづくり 地域包括ケアと自己実現の居場所づくり』後藤純 著 | 学芸出版社 (gakugei-pub.co.jp)
【E委員】
まもなく80歳を迎える自分としては、「最期をどう迎えるか」ということを考えている。ともかく家族には迷惑をかけない、ということである。
【C委員】
今回の入院生活で、「それまで、自分が元気な老人であるという立ち位置で観ていた」ことに気が付いた。また当住宅地では、「元気でなくなった高齢者は人知れず去っていく」ことにも気が付いた。
【B委員】科学ジャーナリストの松浦晋也氏が、介護体験談を書いている。そこでは「親が認知症になったら、とにかく地域包括支援センターに連絡すること。」とあった。
👉認知症の母が通販で爆買い 笑えない50代男の介護記 『母さん、ごめん。』著者、松浦晋也さんインタビュー(前編) - 日本経済新聞 (nikkei.com)
【A委員】
そろそろまとめに入りたいが、今後の具体的取り組みをお聞きしたい。
【D委員・E委員】
この1年間、白扇会の集まりで「カフェ」を行ってきたが、「珈琲の香りは人と人の繋がりを醸しだす」というイメージで好評だったので、さらにこの取り組みを町内会に広められないかということで、今期町内会長及び副会長にお話をする機会を、9月1日(日)11時30分にセットした。次回には、その結果も報告できると思う。
👉分科会出席委員、了承。
文責 1D 小林 淳
<議事録>
[更新日:2024/07/07](令和六年)
まちづくり推進委員会第46回“地域支え合い分科会”議事録
〇日時 2024年6月28日(月)午後3時~4時30分
〇開催方法 ZOOM
〇参加:8名
👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名 高瀬特任研究員
👉地域支え合い分科会:7名
1 本日の内容
(1) 5月~6月の町内活動の共有
【A委員】
・「白扇会カフェ」を5月2日、6月6日に実施したが、だんだん参加者が増え、手伝ってくれる人も出てきて、和やかさ増している。次回は7月4日に行う。
【B委員】
・「町内親睦会(男子組)」を5月21日、6月18日に実施したが、毎回十数名が参加している。6月18日の会には、湘南鎌倉地域包括支援センター湘南深沢の渡邊さんをお招きし、「介護保険制度」利用の方法などについて説明をいただき、活発な質疑応答の時間が持てた。
なお、制度の「ミクロ」の部分(活用方法)は理解できたが、制度の「マクロ」の部分(地域での自主的な活動との関係など)について、地域活動の活性化の立ち位置から、もっと知りたいと思った。
👉地域包括支援センターA4チラシ表裏 出力用原寸OL 10.21修正 (city.kamakura.kanagawa.jp)
【渡邊委員(地域包括)】
・まだまだ「制度」の周知が必要なので、きめ細かく対応できるよう努めたい。
【A委員】
・白扇会でも、地域包括センターから「制度」について、お話をいただいた。
【C委員】
・事例は千差万別であり、個人情報が特定されないよう気を使うだろうが、もう少し具体的な事例で、お話をいただけると有難い。
【渡邊委員】
・センターへの相談や照会は毎日100件ぐらいあるが、取り扱いに気を付けながら、お話に具体性を持たせることができたらと考えている。
【高瀬先生】
・白扇会の「オリーブの会」の活動状況はいかがか。
【C委員】
・ 先ほどの「制度」のマクロの部分だが、高齢社会化は進む中で、国がかねてより (2003年~) 推進している「地域包括ケアシステム」を、各地域でどのように具体化するかということだと考える。
👉厚生労働省:(リンク1-4)地域包括ケアシステム (mhlw.go.jp)
(参考)
鎌倉市URL
○鎌倉市高齢者保健福祉計画 (平成 24 年度~平成 26 年度)
01.pdf (city.kamakura.kanagawa.jp)
第4章 主要施策の推進について (city.kamakura.kanagawa.jp) (地域包括ケアシステム)
○令和5年3月 鎌倉市介護保険課介護保険担当(地域包括ケアシステム)
r0503tiikibunnseki.pdf (city.kamakura.kanagawa.jp)
神奈川県URL
○かながわ高齢者保健福祉計画 (第8期 2021(令和3)年度~2023(令和5)年度)
plan2.pdf (pref.kanagawa.jp) (地域包括ケアシステム)
【渡邊委員】
・地域包括ケアシステムについても、もっと具体的な形で、分かりやすく話ができたらと考える。
【C委員】
・白扇会の「お助けコンシェルジュ(オリーブの会)」については、昨年8月17日から今年6月24日までの間に85件の相談が寄せられた。
その主な内容と分析の結果は、添付ファイルのとおりである。
👉添付ファイル:お助けコンシェルジュ「オリーブの会」報告
【D委員】
・「コンシェルジュ活動」は、特に一人暮らしになって、一日中他の人と喋らなくなるという状況から抜け出せるよう、「何でも相談できる「場」」となることが目標となる。その点、毎週木曜日の「麻雀会」や、金曜日の「カラオケ会」などを行う中で、「おしゃべり、語り合い、そして「相談」」にも繋がっていくという実感が持ててきた。
【E委員】
・ 白扇会の「スマホ講習会」(12回)を開いて、「人が何がわからないか」が、自分にも分かってきた。
2 まとめ
【高瀬先生】
以上の検討を踏まえ、次回は、市社協の参加も得て、実行性のある議論を深めていきたい。
👉分科会出席委員、了承。
文責 1D 小林 淳
[更新日:2024/05/03](令和六年)
第45回地域支え合い分科会 議事録
開催日時:
2024年04月25日(月)15:00~16:00(ZOOM)
参加者:
東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名
高瀬特任研究員
地域支え合い分科会:5名
協議内容
1.町内活動の共有(4月)
白扇会「コンシェルジュ活動」約50件相談あり
→町内会活動として位置付け可能か相談したい
白扇会では麻雀が盛ん→情報のやりとりが発生
町内会(男性)懇親会 軌道に乗り毎回10数人参加
認知症→議事録内に下記サイトへのリンクあり
・家族信託・成年後見制度
・鎌倉市認知症サポートガイド
3/31防犯パトロール隊(1-4ブロック)懇親会開催
白扇会カフェ(有坂カフェ)
毎月第1木曜日に定例化した。
会員以外の方も来られて好評である。
町内一斉清掃後に1ブロックでカフェ実施
鎌倉郡の明治15年測量図で町内の過去を振返り
2.今後
① 5月下旬目途で、新町内会役員への
「まちづくり」の共通認識の場を持つ。
②「コンシェルジュ活動」の課題等を整理する
次回は5月下旬ごろに開催する。
[更新日:2024/04/04](令和六年)
第44回地域支え合い分科会 議事録
開催日時:
2024年04月01日(月)14:00~15:00(ZOOM)
参加者:
東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名 高瀬特任研究員
地域支え合い分科会:4名
協議内容
1.町内活動の共有(3月)
3/3 町内清掃後の「有坂カフェ」1D, 2A, 2D
3/4 まちづくり推進委員会
3/7 白扇会カフェ
3/10 新役員・諸団体 新代表者 顔合わせ会
3/24 町内会総会(榊原新会長)
3/31 防犯パトロール隊(1-4ブロック)懇親会
2.分科会発足以来5年半の分科会メンバー感想
① ワークショップ
② 分科会でのトライアル
③ 困りごとは何か
④ かかわりづくり
3.今後
次回は4月下旬ごろに開催する。
大平山丸山町内会
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