|| 防災部からのおしらせ・防災リーダー会議事録


||令和7年度(2025年度):第2回防災リーダー会議事録

日時:2025年6月22日(日)9:00~11:00

場所:町内会館大ホール

出席者:本部 5名 ブロック 9名 オブザーバー 1名

 

議事内容:

〔協議事項〕

1.防災備蓄品の共同購入について

  資料①防災備蓄品共同購入計画案

  資料②非常用トイレ共同購入チラシ案

(1)前回会議で決定したプロジェクトチーム6人で2回の会合を行い、災害発生時にトイレの問題が深刻であることから、住民の理解と簡易トイレの備蓄を促すとともに、自力での調達が難しい方々に共同購入の形で支援することとした。

(2)対象物品は、自宅の便器で使用する簡易トイレ(ビニール袋20枚と凝固剤20回分が1セット)2個(40回分、1人あたり1週間分に相当)を1単位とする。

(3)調達先について、ネット通販、防災用品専門店を調査した結果、防災用品専門店が好条件のためA社を選定した。

(4)価格は、上記1単位で税込み6,000円。(ネット通販等では7,000円前後)

(5)物品の配送と集金について、各ブロックリーダーと安否確認担当者の協力を得たいがどうか。(実施方法、スケジュールは資料参照)

 

(質疑応答及び意見)

・簡易トイレ使用の必要性に関して、下水管破損等の情報は的確に得られるか。

 ⇒断水時は下水管の流量が減少し、破損がなくとも平地においては汚物の蓄積などのトラブルが生じるので、雑用水での水洗トイレの使用は控えることとされている。

・物品の選定にあたり、実物の比較検討を行ったか。

 ⇒今回の検討では実物の比較は行っておらず、東京都品川区、新宿区等で行政が斡旋している物品であることなどを参考に選定した。

・各ブロックで安否確認担当者が現金を取り扱うことについて懸念が表明され、代金の振り込み方式や会館での受け渡し方式などが検討されたが、高齢者の負担等を考慮すると、配送による現金との引き換え方式が現実的との方向となった。

・この取り組みは、継続的に展開していくべきとの意見があり、非常食等の他の物品も含めて検討していくこととした。

(結果)

・全面展開の前に4ブロックで試行し、課題の抽出や利用ニーズについて把握することとした。

 

2. AED使用法等講習会について

  資料③AED使用法等講習会計画案

(1)前回会議での町内会館に備え付けのAEDを活用して会館利用時に関係者が救命措置を的確に行えるよう講習会を行うべきとの議論を受けて、対象者を絞り込んだ。

(2)防災リーダー会メンバー(20名)、町内会役員(13名)、町内会館利用者(20名)の合計約50名が対象となり、2〜3回に分けて実施する見込。

(3)夏~秋の期間で町内会館の空き状況を勘案して、消防署と調整したい。

(結果)

・調整結果による具体的実施計画は、次回リーダー会もしくは早ければEメール等でメンバーに報告の上、講習会を実施する。

 

〔報告事項〕

1.防災リーダー会準備委員会の中間報告 

  資料④第3回会合議事録

  資料⑤第4回会合議事録

  資料⑥20250524_防災部体制の検討

(1)前回会議以降2回の会合が開かれ、従来の「自助」「共助」「公助」の3つのキーワードに、新たに「近助」(きんじょ)という概念、すなわち「ご近所での助け合い」を加えることが提案され、町内会の活動は「近助」に焦点を絞って進めるべきという方向性が示された。

(2)この概念は、防災士Y氏(3ブロック)からのアドバイスを元に整理され、近隣住民同士での助け合いの土台作りが重要とするもの。

(3)「ゆるやかな見守り」の延長線上に位置付けられ、普段からの声かけや携帯電話番号の交換など、平常時の啓発活動を通じて隣近所の住民同士が互いに気遣い、火災対策や備蓄充実を促し合うこと、災害発生時には安否確認や初期救出・応急手当を近隣住民で行い、手に負えない場合は本部へ応援要請するという流れが構築される。これに向けて「助け合う下地づくり検討部隊」を新設し、「近助」の具体的なアイデアを検討する必要性も挙げられた。

(4)共助については司令塔の重要性についての確認、若手グループによる「救出部隊」といった専門部隊の新設と「救護グループ」の育成(救護知識の充実)などを提案。

(5)このほか、町内会役員の防災部における位置付けの見直しなどが提案された。

(意見等)

・救出搬送リーダーからは、現在の体制では高齢化が進み、人数も減少しているため、実際には担架を使った搬送などが困難であるという現状が報告され、「近助」の活動推進に全面的に賛成する意向が示された。

・現在要支援者が63名登録されており、安否確認地図に赤丸で表示されている。この方たちへの対応方法についても明確にしていく必要がある。

 ⇒加えて、登録者も含めて「近助」という面で、日頃からの「見守り」の意識を持つことが重要ではないか。

・町内会未加入者は安否確認対象外となっているが、災害発生時は助け合うべきではないか。

⇒町内会としての活動であるので、安否確認地図上は「空家」の表示となっているが、実際にその家に異常があれば特記事項として本部に連絡し、隣人である以上救出等が必要であれば対応すべきであると考える。

・若手による防災活動グループの立ち上げは難しい部分もあるが、少人数でも活動を開始し、その存在を住民に知らせることが重要である。

 

2.夏まつりへの参加について 

  資料⑦世代ふれあいの会夏まつり出展について

  資料⑧夏まつり資料

(1)前回会議を受けて、実行委員会には非常食(アルファ米)の試食会で参加を表明し、管理棟2階のスペースを希望した結果、同所が割り当てられた。

(2)7月13日(日)の午後2時から午後4時までが夏まつりの本番で、当日の協力依頼に対して、その場で2名の参加意向が表明された。

(3)同時に無線機の展示を実施することとし、展示方法は検討する。

(意見等)

・無線機については、子どもたちに携帯電話と違い災害時に使える無線機の有用性を伝える機会としたい。

・実行委員から、午後6時から会費制で打上げ(交流会)が開催されるので、子どもたちや高齢者、家族みんなで遊びに来てほしいとの呼びかけがあった。

 

3.深沢中学校区自主防災連絡会議の発足について

  資料⑨自主防ふかさわ規約

 

(1)鎌倉市の方針により、市内の中学校にも避難所が解説されることになり、これに伴い深沢中学校区自主防災連絡会議(通称:自主防ふかさわ)が発足した。

(2)深沢中学校区内の自治町内会連合会、所属する自治町内会・自主防災組織、防災・福祉の関係団体などで構成され、当町内会も構成員となっており防災部副部長が連絡会議副座長を務めることとなった。5月19日の推進会議を経て6月7日に初回の連絡会議が開催され、当町内からは町内会長、防災部副部長、民生委員が出席した。

(3)6月7日に初回の連絡会議では、勉強会として防災活動の事例発表があり、梶原山町内会、打越町内会と並んで当町内会も活動事例を紹介した。

(4)連絡会議の今後の活動については、深沢中学校避難所マニュアルの制定、防災対策の進んでいない自主防災組織の対策の推進などが予定されている。当町内会としても避難所マニュアルの制定に加えて、深沢中学隣接町内会として避難所開設や運営にも携わることを考慮しておく必要性がある。

 

4.その他

(1)防災士Y氏については、準備委員会に参加していただいているが、防災士会の活動等で多忙でもあるため、防災リーダー会への参加は要請していない。

(2)当町内会からの防災士育成に関しては、今年度は4ブロック宮田氏(民生委員)がすでに講習を受講し、試験にも合格している。1年に1人ずつ募集する予定。

(3)東京や横浜の都市部で被災した場合は、救助活動等に支障が無いよう、帰宅せずにその場にとどまることが求められているとのこと。(情報共有)

(4)依頼事項:安否確認地図の更新

・各ブロックリーダー及び地図保有者は持ち帰って古い地図と差し替えること

・枚数の追加が必要な場合は、申し出ること

・古い地図はミックスペーパーで処分するか、町内会館ポストに投函すること

・記載事項が実態と異なる場合はその内容を事務局に連絡し、次回更新までは手書き修正で運用すること

・今回配布の地図は災害発生時に用いるものであり、訓練時には別途配布する地図を使用すること

 

以上


||令和7年度(2025年度):第1回防災リーダー会議事録

日時:2025年4月27日(日)9:00~11:00

場所:町内会館大ホール

出席者:本部 6名 ブロック 9名

 

議事内容:

<協議事項>

1.町内会夏祭りへの参加の件

(1)昨年に続き参加することにする。

(2)内容は非常時保存食の試食会等とする。

(3)無線機の体験は昨年不人気だったため、体験は止め、当日、各役員が実運用する他、展示を含めた何らかの出展を検討する。

(4)自助の大切さを知ってもらうという試食会の開催趣旨や物品の購入方法などを記載したパンフレットの作成、配付を検討する。

(意見)

・昨年、実施場所が屋外でとても暑かったので、管理事務所の2階(冷房、給湯設備有り)の利用を検討してもらいたい。

・昨年は無線機を用いて、休憩舎(非常食試食班)への連絡を計画したが、休憩舎側が試食対応に追われて、対応できない場面もあった。

・無線機体験は2025年度の夏祭りでは実施しないことになったが、非常食試食会場に展示しておいてはどうか。

・子供がたくさん来たが、多くは隣町の子供であった。もっと、町内でのPRが必要。

 

2.今年の安否確認防災訓練の件

(1)実施日を11月1日(土)から11月8日(土)に変更する。理由は連休期間を避けるため。当月予定されている定例の無線訓練は中止する。

(2)訓練中の無事黄旗の提示実態が、一部確認し難いケースもあるようなので、実災害時のケースも考慮して、提示方法ついて再検討する。

 

3.AED使用訓練の件 

(1)不測の事態に備えて、再度AEDの実訓練の実施が必要であるとの意見があった。

⇒町内会館にて、防災本部委員、町内会役員および会館利用団体代表者等を対象に30~40人規模の講習会を検討することになった。

(2)町内会館にAEDがすでに配備されているが、屋内に保管されているため、屋外での緊急事態に対応できないとの意見があった。

⇒盗難防止対策も必要なので、監視カメラの設置を含めて、屋外設置を検討するが、当面会館利用時の使用を前提とすることになった。

 

4.倉庫の移設及び新設の件

現防災倉庫が土砂災害特別警戒区域に指定されているため、代替地として清水塚公園を市に申請しているが、許可が下りていない。許可が下りれば、補助金を申請予定。経過は別途報告予定。

 

5.その他

(1)議事録作成担当の件

現在、各委員が持ち回りで当会議の議事録を作成しているが、これが「担当者にとり少なからず負担となっているので、事務局で議事録を作成してもらいたい」との意見が出た。

⇒ 準備委員会で実施しているやり方(スマホで録音・生成AIで文字起こしを行い、別の生成AIにより要約を作成、それを本部で見直して議事録を作成)を次回防災リーダー会でも試行することとなった。

 

(2)依頼事項

各ブロックの安否確認担当の確認、修正の件

2025年度のブロック安否確認担当に変更等があれば、5/10までに本部に連絡のこと。

 

以上


|| 過去の年度の防災リーダー会議事録

以前の防災部からのお知らせ・防災リーダー会議事録は以下のページをご覧ください。