日時:2025年8月24日(日)9:00~11:10
場所:町内会館大ホール
出席者:本部 5名 ブロック 12名
議事内容:
〔協議事項〕
1.防災訓練の実施について(資料①)
(1)年1回実施する訓練として11月8日(土)10時~12時に町内会防災訓練を実施する。
・安否確認訓練を従来どおり実施する。
・本部救護担当を対象として、町内在住の医療関係者に依頼して応急手当訓練を追加する。
・本部と防災倉庫に収納している器材について組み立て、運転、使用法確認等の訓練を実施する。
(2)10月上旬にチラシの全戸配付およびポスター掲示を行う。
(3)10月18日、19日にブロック防災委員への説明会を開催する。欠席者への情報共有を徹底する。19日には、本部防災委員および新規入会者への説明も行う。
(質疑応答及び意見)
・「無事黄旗」が手許にない場合は、どんなものでも良いので代替のものを掲示することをマニュアル化して明記すべき。
⇒従来よりルール化して定着しており、バリエーションを増やすことを明記するのは好ましくない。万一見つからない場合は、個人の判断で代替品の掲示を可とすることが妥当。
・活動の遅速があり、活動中に隣接ブロックから終了のコールが聞こえてくるのは参加者に誤解を招くので好ましくない。終了時間を統一することはどうか。
⇒ブロックによって防災委員の人数にばらつきがあり、所要時間に差が出るのはやむを得ない。早く終わったブロックを遅いブロックに合わせるとその間拘束することになり好ましくない。
・ポスターはチラシと内容が同じで、その掲示は効果が無く、経費や手間もかかるので、廃止すべき。
⇒チラシは全戸配付とは言え、それだけで十分とは言えない。多くの人の目にとまるポスターの掲示は必要である。また、各班に1枚と目立つ場所2カ所の計50枚を貼る予定であり、大きな手間はかからないものと考える。
(結果)
・黄旗については、チラシの全戸配布時に保管場所の確認を呼びかけ、見つからない場合には再交付の手続きを案内することとした。
・ブロックでの活動終了をコールする場合は、必ずブロック名を併せてコールする。
・ポスターは50枚作成し、各班に1枚並びに山の上ロータリーバス停前とグランダ前に1枚ずつ掲示する。各班の分はブロックリーダーに届けるので、それぞれ各班での掲示をお願いする。ブロックで対応が不可の場合は、本部スタッフで対応する。
・ブロック防災委員への説明会については、案内を作成してブロックリーダーに届けるので、ブロック内の安否確認担当委員への出席依頼をお願いする。
2.今後の防災部体制について(資料②)
(1)準備委員会で議論した結果の提案があった。
(2)従来町内会長が防災部長を兼ねているが、防災部長を町内会長から切り離し、副部長を2名置いてこの3名を執行部とする。実災害時には町内会長を長とする災害対策本部を立ち上げ、防災部が実務面でサポートする体制とする。
(3)防災部に「近助担当」「救出担当」「救護担当」「通信担当」「広報担当」「地図担当」の6つの担当を置く。(活動目標、平常時活動、災害時活動、リーダー数については資料②参照)
(質疑応答及び意見)
・災害対策本部は町内会長を本部長として立ち上げるという案について、町内会長は了解しているのか。
⇒準備委員会には町内会長も参加して議論しており、了解している。
・「救出担当」はマンパワーに制約があり救出活動を行うのは困難であり、近助による活動の後方支援の役割と位置づけるべき。
⇒前回報告した若い世代の新たな体制による活動を想定しており、専門家による訓練を受けた専門チームを養成する計画。
・救出活動については、どこまでできるかの判断や本部への応援要請などの具体的指針が必要ではないか。
⇒指針として定めるのは難しいが、これまでどおり無線機等を使ってブロックと本部間でやりとりして対応を決めることになる。
・「近助担当」は安否確認活動以外に、平常時の関係作りや若手の勧誘などの役割があり、負担が増える。
・ブロックや班よりさらに小さなグループとして、日頃の活動を行った方が良い。
・以前は町内会役員の分担に防災担当があったが、今年から無くなっている。町内会役員と防災部との関係はどうなっているのか。
⇒従来防災本部内の各担当に役員を割り振っていたが、今年度は災害が発生した状況に応じて役割を決める形とした。(補足:訓練時には会長以外は各ブロックで活動していただく。)
・役所手続きなどの実務を担う担当が必要ではないか。
⇒広報担当に担ってもらうことでどうか。
(結果)
・準備委員会において担当ごとに課題を整理し、それに対応する形で各担当の活動範囲や育成方針などを再度検討する。特に「近助担当」の具体的な活動イメージについては、重点的に検討することとなった。
3.簡易トイレ共同購入試行結果報告と今後の取組みについて
(1)第4ブロックで試行した結果、世帯総数の約20%の利用があり、その多くが高齢世帯だった。(具体的報告内容は資料③-1)
(2)簡易トイレの必要性についての理解を得ることへの対応が必要だった。また商品の選定や購入手段の問題などのハードルがあることが明らかとなった。
(3)チラシ配付、発注、配達などをリーダー以下3名で対応した。配達時に住民から感謝され、活動の意義が実感できた。(資料③-2)
(4)納品は大きめの段ボール(商品20個入り)で届き、今回は4箱だったが町内全体で実施する場合は、かなりの保管スペースが必要となる。
(質疑応答及び意見)
・残りの町内で一斉に実施する場合、労力、保管、現金の取り扱いなどの懸念が示された。
・申し込んだことを忘れていたケースはなかったか。
⇒申込みから配達まで1ヶ月程度かかったが、そのケースはなかった。
・2017年に簡易トイレの共同購入を実施したが、その時に購入したものがそろそろ使用期限(8~10年)を迎えるので、その対応が必要となる。
・簡易トイレ以外に飲料水の共同購入も必要ではないか。
⇒飲料水は重いので我々の手で配達は困難である。また、配達を依頼できるスーパー等でも販売しており、購入ハードルは低い。
・4ブロックで配付したチラシの画像は極端な状況が含まれており、適切でない。
⇒AIで作成したがこの町内の住宅では生じにくい状況下もしれない。今後同様のチラシを作成する場合は、より適切な表現として欲しい。
(結果)
・町内一斉実施は見送ることとし、ブロック単位で実施を検討することとした。
・ブロックで実施する場合は、第4ブロックの実績を展開可能であるので、リーダーは廣松副部長に連絡することとした。
〔報告事項〕
1.AED使用法等講習会の参加者について
(1)8月30日(土)に14人、31日(日)に11人の申込みがあった。
(2)今回は会館利用者、町内会役員、防災リーダー会メンバーを対象とした。前日まで受付可能であり、希望者は廣松副部長に連絡することとした。
(3)両日とも開始時刻は、9時。
2.夏まつりへの参加報告 (資料④)
(1)非常食(アルファ米)の試食会で参加を管理棟2階の会議室で行い、約180人が試食した。費用は14,000円かかった。
(2)簡易無線機の体験を併せて実施し、少人数であったが操作を体験した。
(3)防災部から4人、民生委員2人の協力を得て、計6人で対応した。
3.地域防災訓練について(資料⑤)
(1)従来連合町内会の主催だったが、今年度より深沢中学校区自主防災連絡会議(通称:自主防ふかさわ)の主催に移行し、11月1日(土)10時~11時30分に深沢小学校で開催されることとなった。
(2)訓練内容は一般住民に向けた「自助と共助」をテーマとしており、煙体験、消化器訓練、備蓄品展示、応急手当訓練など(資料⑤参照)。
(3)9月下旬に全戸配付のチラシ配付予定で、タウンニュースにも予告記事が掲載される予定。
4.その他依頼事項
(1)10月12日(日)に深沢小学校で市民運動会が開催され、当町内会も参加する。
(2)中山町内会長より防災部に対して、当日のテント(新規に簡易型を購入済み)の設営などの準備と後片付けの協力要請があった。既に準備委員会で数名参加の意思表示があったが、参加可能な委員は廣松副部長に連絡してほしい。
以上
日時:2025年6月22日(日)9:00~11:00
場所:町内会館大ホール
出席者:本部 5名 ブロック 9名 オブザーバー 1名
議事内容:
〔協議事項〕
1.防災備蓄品の共同購入について
(1)前回会議で決定したプロジェクトチーム6人で2回の会合を行い、災害発生時にトイレの問題が深刻であることから、住民の理解と簡易トイレの備蓄を促すとともに、自力での調達が難しい方々に共同購入の形で支援することとした。
(2)対象物品は、自宅の便器で使用する簡易トイレ(ビニール袋20枚と凝固剤20回分が1セット)2個(40回分、1人あたり1週間分に相当)を1単位とする。
(3)調達先について、ネット通販、防災用品専門店を調査した結果、防災用品専門店が好条件のためA社を選定した。
(4)価格は、上記1単位で税込み6,000円。(ネット通販等では7,000円前後)
(5)物品の配送と集金について、各ブロックリーダーと安否確認担当者の協力を得たいがどうか。(実施方法、スケジュールは資料参照)
(質疑応答及び意見)
・簡易トイレ使用の必要性に関して、下水管破損等の情報は的確に得られるか。
⇒断水時は下水管の流量が減少し、破損がなくとも平地においては汚物の蓄積などのトラブルが生じるので、雑用水での水洗トイレの使用は控えることとされている。
・物品の選定にあたり、実物の比較検討を行ったか。
⇒今回の検討では実物の比較は行っておらず、東京都品川区、新宿区等で行政が斡旋している物品であることなどを参考に選定した。
・各ブロックで安否確認担当者が現金を取り扱うことについて懸念が表明され、代金の振り込み方式や会館での受け渡し方式などが検討されたが、高齢者の負担等を考慮すると、配送による現金との引き換え方式が現実的との方向となった。
・この取り組みは、継続的に展開していくべきとの意見があり、非常食等の他の物品も含めて検討していくこととした。
(結果)
・全面展開の前に4ブロックで試行し、課題の抽出や利用ニーズについて把握することとした。
2. AED使用法等講習会について
(1)前回会議での町内会館に備え付けのAEDを活用して会館利用時に関係者が救命措置を的確に行えるよう講習会を行うべきとの議論を受けて、対象者を絞り込んだ。
(2)防災リーダー会メンバー(20名)、町内会役員(13名)、町内会館利用者(20名)の合計約50名が対象となり、2〜3回に分けて実施する見込。
(3)夏~秋の期間で町内会館の空き状況を勘案して、消防署と調整したい。
(結果)
・調整結果による具体的実施計画は、次回リーダー会もしくは早ければEメール等でメンバーに報告の上、講習会を実施する。
〔報告事項〕
1.防災リーダー会準備委員会の中間報告
(1)前回会議以降2回の会合が開かれ、従来の「自助」「共助」「公助」の3つのキーワードに、新たに「近助」(きんじょ)という概念、すなわち「ご近所での助け合い」を加えることが提案され、町内会の活動は「近助」に焦点を絞って進めるべきという方向性が示された。
(2)この概念は、防災士Y氏(3ブロック)からのアドバイスを元に整理され、近隣住民同士での助け合いの土台作りが重要とするもの。
(3)「ゆるやかな見守り」の延長線上に位置付けられ、普段からの声かけや携帯電話番号の交換など、平常時の啓発活動を通じて隣近所の住民同士が互いに気遣い、火災対策や備蓄充実を促し合うこと、災害発生時には安否確認や初期救出・応急手当を近隣住民で行い、手に負えない場合は本部へ応援要請するという流れが構築される。これに向けて「助け合う下地づくり検討部隊」を新設し、「近助」の具体的なアイデアを検討する必要性も挙げられた。
(4)共助については司令塔の重要性についての確認、若手グループによる「救出部隊」といった専門部隊の新設と「救護グループ」の育成(救護知識の充実)などを提案。
(5)このほか、町内会役員の防災部における位置付けの見直しなどが提案された。
(意見等)
・救出搬送リーダーからは、現在の体制では高齢化が進み、人数も減少しているため、実際には担架を使った搬送などが困難であるという現状が報告され、「近助」の活動推進に全面的に賛成する意向が示された。
・現在要支援者が63名登録されており、安否確認地図に赤丸で表示されている。この方たちへの対応方法についても明確にしていく必要がある。
⇒加えて、登録者も含めて「近助」という面で、日頃からの「見守り」の意識を持つことが重要ではないか。
・町内会未加入者は安否確認対象外となっているが、災害発生時は助け合うべきではないか。
⇒町内会としての活動であるので、安否確認地図上は「空家」の表示となっているが、実際にその家に異常があれば特記事項として本部に連絡し、隣人である以上救出等が必要であれば対応すべきであると考える。
・若手による防災活動グループの立ち上げは難しい部分もあるが、少人数でも活動を開始し、その存在を住民に知らせることが重要である。
2.夏まつりへの参加について
(1)前回会議を受けて、実行委員会には非常食(アルファ米)の試食会で参加を表明し、管理棟2階のスペースを希望した結果、同所が割り当てられた。
(2)7月13日(日)の午後2時から午後4時までが夏まつりの本番で、当日の協力依頼に対して、その場で2名の参加意向が表明された。
(3)同時に無線機の展示を実施することとし、展示方法は検討する。
(意見等)
・無線機については、子どもたちに携帯電話と違い災害時に使える無線機の有用性を伝える機会としたい。
・実行委員から、午後6時から会費制で打上げ(交流会)が開催されるので、子どもたちや高齢者、家族みんなで遊びに来てほしいとの呼びかけがあった。
3.深沢中学校区自主防災連絡会議の発足について
(1)鎌倉市の方針により、市内の中学校にも避難所が解説されることになり、これに伴い深沢中学校区自主防災連絡会議(通称:自主防ふかさわ)が発足した。
(2)深沢中学校区内の自治町内会連合会、所属する自治町内会・自主防災組織、防災・福祉の関係団体などで構成され、当町内会も構成員となっており防災部副部長が連絡会議副座長を務めることとなった。5月19日の推進会議を経て6月7日に初回の連絡会議が開催され、当町内からは町内会長、防災部副部長、民生委員が出席した。
(3)6月7日に初回の連絡会議では、勉強会として防災活動の事例発表があり、梶原山町内会、打越町内会と並んで当町内会も活動事例を紹介した。
(4)連絡会議の今後の活動については、深沢中学校避難所マニュアルの制定、防災対策の進んでいない自主防災組織の対策の推進などが予定されている。当町内会としても避難所マニュアルの制定に加えて、深沢中学隣接町内会として避難所開設や運営にも携わることを考慮しておく必要性がある。
4.その他
(1)防災士Y氏については、準備委員会に参加していただいているが、防災士会の活動等で多忙でもあるため、防災リーダー会への参加は要請していない。
(2)当町内会からの防災士育成に関しては、今年度は4ブロック宮田氏(民生委員)がすでに講習を受講し、試験にも合格している。1年に1人ずつ募集する予定。
(3)東京や横浜の都市部で被災した場合は、救助活動等に支障が無いよう、帰宅せずにその場にとどまることが求められているとのこと。(情報共有)
(4)依頼事項:安否確認地図の更新
・各ブロックリーダー及び地図保有者は持ち帰って古い地図と差し替えること
・枚数の追加が必要な場合は、申し出ること
・古い地図はミックスペーパーで処分するか、町内会館ポストに投函すること
・記載事項が実態と異なる場合はその内容を事務局に連絡し、次回更新までは手書き修正で運用すること
・今回配布の地図は災害発生時に用いるものであり、訓練時には別途配布する地図を使用すること
以上
日時:2025年4月27日(日)9:00~11:00
場所:町内会館大ホール
出席者:本部 6名 ブロック 9名
議事内容:
<協議事項>
1.町内会夏祭りへの参加の件
(1)昨年に続き参加することにする。
(2)内容は非常時保存食の試食会等とする。
(3)無線機の体験は昨年不人気だったため、体験は止め、当日、各役員が実運用する他、展示を含めた何らかの出展を検討する。
(4)自助の大切さを知ってもらうという試食会の開催趣旨や物品の購入方法などを記載したパンフレットの作成、配付を検討する。
(意見)
・昨年、実施場所が屋外でとても暑かったので、管理事務所の2階(冷房、給湯設備有り)の利用を検討してもらいたい。
・昨年は無線機を用いて、休憩舎(非常食試食班)への連絡を計画したが、休憩舎側が試食対応に追われて、対応できない場面もあった。
・無線機体験は2025年度の夏祭りでは実施しないことになったが、非常食試食会場に展示しておいてはどうか。
・子供がたくさん来たが、多くは隣町の子供であった。もっと、町内でのPRが必要。
2.今年の安否確認防災訓練の件
(1)実施日を11月1日(土)から11月8日(土)に変更する。理由は連休期間を避けるため。当月予定されている定例の無線訓練は中止する。
(2)訓練中の無事黄旗の提示実態が、一部確認し難いケースもあるようなので、実災害時のケースも考慮して、提示方法ついて再検討する。
3.AED使用訓練の件
(1)不測の事態に備えて、再度AEDの実訓練の実施が必要であるとの意見があった。
⇒町内会館にて、防災本部委員、町内会役員および会館利用団体代表者等を対象に30~40人規模の講習会を検討することになった。
(2)町内会館にAEDがすでに配備されているが、屋内に保管されているため、屋外での緊急事態に対応できないとの意見があった。
⇒盗難防止対策も必要なので、監視カメラの設置を含めて、屋外設置を検討するが、当面会館利用時の使用を前提とすることになった。
4.倉庫の移設及び新設の件
現防災倉庫が土砂災害特別警戒区域に指定されているため、代替地として清水塚公園を市に申請しているが、許可が下りていない。許可が下りれば、補助金を申請予定。経過は別途報告予定。
5.その他
(1)議事録作成担当の件
現在、各委員が持ち回りで当会議の議事録を作成しているが、これが「担当者にとり少なからず負担となっているので、事務局で議事録を作成してもらいたい」との意見が出た。
⇒ 準備委員会で実施しているやり方(スマホで録音・生成AIで文字起こしを行い、別の生成AIにより要約を作成、それを本部で見直して議事録を作成)を次回防災リーダー会でも試行することとなった。
(2)依頼事項
各ブロックの安否確認担当の確認、修正の件
2025年度のブロック安否確認担当に変更等があれば、5/10までに本部に連絡のこと。
以上
以前の防災部からのお知らせ・防災リーダー会議事録は以下のページをご覧ください。
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